2007年06月分の感想
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灰色のピーターパン 池袋ウエストゲートパークY
(著:石田衣良)  文藝春秋
 敏腕ハッカー、ゼロワンからの依頼は、パンチラ映像を売る凄腕の小学生を助けることだった……。(灰色のピーターパン)
 兄の復讐をしたいという少女の依頼を受けたマコトは……(野獣とリユニオン)
 タカシの伝手で依頼されたのはとある青年の無実を証明することで……(駅前無認可ガーデン)
 副知事の計画は池袋の浄化。しかし、その計画がもたらしたものは……(池袋フェニックス計画)
 相も変わらぬ安心して読める軽い読み応え。

 さて、感想
■灰色のピーターパン
 凄腕小学生にむらがる、高校生……。世も末ですねえ……。つーか小学生が凄腕すぎてビックリでしたが……。
■野獣とリユニオン
 いくら兄さんが心理的に落ち着いてても、こうも簡単にわりきれるものかしら。ちょっと夢が入りすぎなきもします。ま、いいけど。
 Gボーイズってそんなに簡単に入れるのね……(コネか……)
■駅前無認可ガーデン
 Gボーイズって卒業後もいろいろあるのね。でも、たしかに夜中までやってくれる保育園て必要だよねえ……。
■池袋フェニックス計画
 マコトのお袋さんが最強! なんでこんなに強いんだろ……。

 う〜ん、全体的にはマコトも名が売れてきて、それなりに事件の解決方法を編み出してる感じがします……。
評価:3+  07/06/02読了
反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークX』←

妖怪アパートの幽雅な日常3
(著:香月日輪)  講談社YA! ENTERTAINMENT
 夕士の通う条東商業高校の演劇部の倉庫となっている小部屋から変な物音がするという噂が流れる。
 そんな噂を信じてはいなかった夕士だが、プチヒエロゾイコンはその小部屋に何かがあることを示す。
 夕士と友人の田代たちがその小部屋を訪れるとほぼ必ず、演劇部副顧問のとある教師が現れ……。
 妖怪アパート3冊目。
 ちょっと説教臭さが鼻についてしまって敬遠気味だったのですが、ストーリー自体は続きが読みたい! というものだったので、続きを捕獲。

 ストーリーは相も変わらずがっしりどっしり。地獄堂シリーズで見たようなネタですが、味付け変えると楽しめるものですね〜(褒めてますよ?)

 ただ、どうにも鼻につくのが夕士の一人称語り。
 高校生という設定なのにえらそうに喋りすぎなのよ! と思ってしまいました。育っただけの大人なので許せんのですよ。
評価:3  07/06/03読了
妖怪アパートの幽雅な日常2』← →『妖怪アパートの幽雅な日常4

妖怪アパートの幽雅な日常4
(著:香月日輪)  講談社YA! ENTERTAINMENT
 プチヒエロゾイコンの力をもっとうまく使いたいと望んだ夕士は夏休みを機会として修行のレベルアップをすることにする。
 レベルアップした修行とバイト(運送業)、そして遊びに来ている長谷たちと楽しく過ごす夕士だった。
 妖怪アパート4冊目。

 新人バイトたちと古参の人たちとの確執が話題となってましたが、うん、今回は面白かったです。学校が休みのため、 アパート比率が高くて、夕士ではなく大人たちが語ってくれたからかも知れないです。もしくは続けて読んだから慣れたか。
 私も含めてコミュニケーションの問題ってのは本当に大きいなと思わせていただきました。

 それにしても、長谷君はすっかりクリ専属のマイホームパパですね……。裏番長はどこに行ったんでしょうか(笑)まあ、肩肘はらずに 過ごせる場所も必要ですよね。
 何よりもるり子さんの作るご飯がおいしそうでならないのですが……。妖怪アパート宿泊体験ツアーとかないかしら(笑)
評価:3+  07/06/04読了
妖怪アパートの幽雅な日常3』← →『妖怪アパートの幽雅な日常5

妖怪アパートの幽雅な日常5
(著:香月日輪)  講談社YA! ENTERTAINMENT
 英気を養った夏休みが終わって新学期。糖尿病で入院した担任の早川先生に代わって赴任してきたのは千晶先生と青木先生という 対照的な二人の先生だった。
 千晶先生は生徒指導歴が長いというとめはねきっちりな先生で夕士たちのクラス担任となる。
 青木先生は常に優しく一部女生徒からカルトな人気を誇るようになる。
 そして夕士が入っている英会話クラブにも山本という転入生が入ってくる。しかし、彼女は協調性がなく、文化祭の準備にも 協力するフシを見せず……。
 妖怪アパート5冊目。
 教職の授業を受けるよりもこれを一冊読んだ方が勉強になるような気がしてきました。

 今回は学校パート多めのお話。
 千晶先生の効能か、夕士のセリフがえらそうに聞こえることはなかったですね。
 今までイマイチキャラの薄かった早川先生がいなくなり、千晶先生と青木先生というキャラの立った二人を投入することで面白く 読めました。本当に対照的なお二人だなあ……。
 欲を言うならば、山本さんと先生二人をもうちょっと絡めて欲しかったかなあという感じはしましたが。

 今回はたとえが割と時事ネタ多めだった気がします‘ハーマイオニー’とか‘「ハウルの動く城」’とか‘「千と千尋の神隠し」’も ありましたね。
 そして長谷君の保護者っぷりも立派。
 千晶先生みたいな教師は全国の中学高校に必要だなあと思うですよ。

 久々、蛇足な呟き
 1.→糖尿病で入院って……しかも期間が分からないってよっぽど重症ですよ。もうでないんですね? 早川先生……。
 2.→‘血が薄い’って言うより最初から‘貧血’って言った方がわかりやすかったんじゃ無かろうか。そして貧血の人が喫煙って…… 寿命縮めてるなあ……。秘薬の効果を祈ります。
評価:4-  07/06/05読了
妖怪アパートの幽雅な日常4』←

涼宮ハルヒの分裂
(著:谷川流 イラスト:いとうのいぢ)  角川スニーカー文庫
 新学期。現実世界のハルヒは元気そのもので新入生勧誘を熱心に行っているが、一方で古泉はハルヒの精神世界での行動が再び活発になっていると キョンに報告する。どうやら原因は春休みに出会ったキョンの中学時代の相方、佐々木にあるらしく……。
 定例になった休日集会。その時、再び佐々木に再会したキョン。そして世界は……。
 ハルヒ9冊目。 連続刊行の予定だった驚愕の発売は一体いつになるのでしょうか。

 まあ、いいや。
 私の中でのハルヒブームが終わってしまったらしく、読み終わるのにえらく時間がかかりました。

 分裂、たしかにまごうことなき分裂ですね。頭の中がごちゃごちゃになること請け合いですが。これは充分にありです。読みやすさに こだわってばかりではイケマセン。

 続き出たら読みますが、内容忘れてそうだなあ……。
評価:3  07/06/10読了
涼宮ハルヒの憤慨』←

金魚の国の物語
(著:柚香)  新風舎
 日本国内のとある島、金魚島。島民わずか400人のこの島がある日、国として独立することに!!
 独立し、いろいろな問題にぶつかりつつも、元々が島であり、みんなが顔見知りという田舎さを活かした民主主義で 解決していく。
 著者名がケータイ小説の作者ぽい感じですが、ケータイ小説ではありません。新風舎の大賞を取ったという、れっきとした縦書き小説です。

 まず感想を言っておくと、読みやすくて、作者の出身島への愛が感じられて、非常に良かったです。
 冒頭は‘人口400名の島が突如、独立!?’というアイデア倒れになるのかと思いましたが、主人公の僕(中学生)視点でまとめられていて、 意外にもきちんと島の雰囲気が感じられました。登場人物もけっこうキャラ立ちが良くて、混乱を起こしたりしませんでしたし。
 ただ、後半は急に主人公を成長させ、周りの時の経過も早めていて、ちょっと急いでるかな〜という感じも受けました。一冊にまとめるという 制約があるのでしょうがないにせよ、もうちょっとゆっくり作り込んで欲しかったな〜という感じもしました。

 あと、読みやすくてよかったけれど、ちょっとエッセイぽい感じの時もあったかなあ。(作者がエッセイも書いてたらしいのでしょうがないかもですが)
 さらに言えば、よけいなお世話かも知れないけれど、小説の実力よりも故郷への愛で賞を取った感じも受けるので、この作品を離れて、新しい小説を 書いたときに、このレベルの物が書けるのかなあ〜と心配してしまいます。  でもまあ、この作品自体は好みでございました。
評価:4-  07/06/11読了

刀語 第一話 絶刀・鉋
(著:西尾維新 イラスト:)  講談社BOX
 島流しにされたという虚刀流6代目、鑢六枝。彼は1年前に死亡し、島に残されるのは娘の七実と息子の七花。
 その島を白髪の美女、奇策士とがめと名乗る女が訪れる。彼女は変な刀ばかりをつくった四季崎記紀の12本の刀を探しており、 七花に手伝って欲しいと申し出る。
 同時に刀を狙う者も上陸しており……。
 ビックリ人間のアクションショーの始まり始まり〜♪

 ってとこでどうでしょうか。
 とがめも七花もいいかげんビックリ人間でしたが、いや! それよりもなによりも、蝙蝠に吃驚でした!!
 とがめと七花もこれからビックリが始まるかもですが。

 人格破綻なキャラばかりなのはいつものことなので突っ込みませんが、一巻からこれだと十二巻目にはどうなっているか楽しみなような怖いような……。

 あ、でも今回、主人公視点ではなく神視点なので、主人公の人格による語り補正(ex.いーちゃんとか供犠創貴とか)が入らない分、読みやすい 仕上がりかなあと思います。
 とりあえず、図書館に入る限りは追いかけます。
評価:3+  07/06/16読了
→『刀語 第二話 斬刀・鈍

霧の日にはラノンが視える
(著:縞田理理 イラスト:ねぎししょうこ)  新書館ウイングス文庫
 故郷に伝わる七番目の子どもの呪いにおびえ、実際に叔父を亡くしたラムジーは叔父の手記を頼りにロンドンへと上京。そこで出会ったのは 色素の薄い瞳を持つ青年・ジャックだった。
 なし崩し的にジャックの世話になるラムジーはジャックの知り合いであるらしい刺青をもつ青年・レノックス、 そしてジャックが世話をしているカディルがもつ共通の秘密を知ることになり………。
 ややややや、ふつうに面白かったです。

 なんかの拍子にちらっと見かけて以来、気になったので一巻を古本で捕獲しておいたのですが、レポート書くのに気分転換に掘り起こしたら 予想より面白くて急いで封印しました(笑) 珍しく読み終わってすぐに3,4巻も買いに行きましたしね!(二巻はすでに捕獲済みだった)

 導入は素直で明るくて一般人なラムジーがこなしてくれて、読者はするっと世界に入り込んでいけますし、王子様と主従愛なカディルさんが 痛々しくて、一直線のラムジーが愛しくて。
 男ばかりで、書き方によってはBLになってしまいそうですが、ちゃんとかわしてます。
 ストーリーとしては一番、大きな山場があったような気もしなくないので、これからどうするのかちょっと心配な感じも……。

 で、このまま男ばかり? というところで、ラムジーの幼なじみのアグネスちゃん登場。ラムジーの鈍さ具合が非常にカワイイです。 田舎の雰囲気も良かったですね〜。設定も意外と細かいですよね……。
評価:4−  07/06/16読了
→『霧の日にはラノンが視える2

霧の日にはラノンが視える2
(著:縞田理理 イラスト:ねぎししょうこ)  新書館ウイングス文庫
<妖精たちの午後>ロンドンで花屋に就職したラムジー。同僚の半妖精(ラノン人と人間との混血でラノンの形質が出た人のこと)ケリと仲良くやるが、 レノックスから信頼を置かれるラムジーをケリは羨ましく思い……。
<ネッシーと風の魔女>上京したアグネス。なれないロンドンで同じく困っていた少女シールシャを助け、一緒に観光を楽しむアグネスだったが、 シールシャは実はラノン随一の魔女であった。
<キス&ゴー>↑の後日談。アグネスとラムジーのデートの話。
 いやあ、今回も良かったです。

 この巻は同盟のシステムの説明、平和な日々、そして転への布石。という感じでしょうか。
 とにかくレギュラーメンバーの平和な穏やかで和やかな雰囲気が良かったですね。
 レノックスの趣味がとくに印象に残りましたね〜、ラムジーやらジャックやら、ラムジーの同僚のケリ君も動いてたのに、レノックスがドタバタしてる 印象の第一話。そんな彼でもちゃんと趣味を持ってるんだな〜って。

 一方で同盟のシステムもいろいろなるほどな〜という感じですね。よく考えてるわ……。

 好きキャラで言えば、新キャラのシールシャがけっこう好きでした。アグネスといいお友達になれそうですね、この子。アグネスは 基本的に明るくて、まっすぐ気質な子なのでつきあいにくいってことはあんまりなさそうっちゃなさそうですが。(秘密な話を うっかり大声でしたりはしそうだけどw)
 アグネスとラムジーの恋の行方も気になりますな……。ラムジー鈍すぎ!!
評価:4  07/06/18読了
霧の日にはラノンが視える』← →『霧の日にはラノンが視える3

霧の日にはラノンが視える3
(著:縞田理理 イラスト:ねぎししょうこ)  新書館ウイングス文庫
<ミソサザイの歌>年末にあたる十二夜。この時期に同盟では年次総会を行っている。しかし、フィアカラが乱入。ランダルを同盟盟主から罷免し、 妖精たちをクリップフォードへと向かわせる。一方でたまたま席を外していたレノックスは事情を知り……。
<この街にて>ジャックがコチラに着たばかりの頃……。困っていたジャックはアニーと名乗る黒人の男と知り合った……。
 この巻をまとめるならとにかく「ジャック王子〜!!」という言葉が似合うかなと。

 一話目は導入からけっこうな緊迫感のある話になってましたね。今までの立場がど〜んとひっくり返され、「心の奥底で願っていることを叶えて やると言われたら無理だと知っててもすがりたくなるんだよ」というアンヌーンの長の言葉が妙に心に残りました。
 二巻の伏線がちょこちょこと活かされて、反撃体制がととのったところで次巻へ〜ということで、四巻が楽しみですね。

 二話目は時間軸がずいぶんと戻って一巻よりさらに前ですね。いちおう昔語りという体裁にはしてありますが。
 カディルがいたからあんなことになったけれど、カディルがいたからジャックはあんなに頑張れたんだろうなと思うと 感慨もひとしお。もうすこし何かの歯車が違っていたらカディルはああならなかったのかもしれないけど、アニーに出会えなかったら 確実にふたりとも死んでいただろうしね。
 レノックスは人間への印象が悪いみたいだけど、ジャックの言うとおり悪い人間ばかりじゃないよね。

 それにしても、たしかにジャックは同盟の手を借りずにうまく立ち回ったよなあ……。アニーの手助けは大きかったにせよ……。
評価:4+  07/06/21読了

霧の日にはラノンが視える4
(著:縞田理理 イラスト:ねぎししょうこ)  新書館ウイングス文庫
<星の銀輪めぐる夜に>事態を把握した一同はそれぞれができる精一杯で、事態の改善に乗り出す。フィアカラは望みのために、そしてそれを阻止しようとする ジャックとはついに一騎打ちになり……。
<花の名は≪風≫>事件が結末を迎え、日常に戻った一同。レノックスはシールシャが気になってたまらず、クリップフォード村で開かれるという ケイリーに「風」という意味を持つアネモネを携えていくのだが……。
 決着巻。きれいにまとまりましたね〜。

 引き続き「ジャック王子〜」と言う感じでしたが、けっこうそれぞれに見せ場がありましたね〜。ラムジーやアグネス、シールシャ、は ともかくとして、脇役だったポーチュンとかアンヌーンまでが登場するのはけっこう意外でした。2巻のいかにも日常な話までが伏線に なっていましたし。それが、全て解消されていくのは気持ちよかったです。
 狼ラムジーのことを母親がすぐにわかってくれたのが妙に感動的でしたね〜。

 正直、フィアカラとジャックがあそこに行ってしまう時点である程度、展開が読めてはしまったのですが、描写がちょっと意外ではありました。 (エグめ:私はえぐい描写けっこう平気なので楽しかったですが)

 あとは後日談。これはジャックもラムジーも朴念仁ですね(笑)本編にはほとんど関わっていないエマとアーニーの再登場が予期してなかったので 良い感じでした。
 レノックス、めげるな! 頑張れ(笑)
評価:4+  07/06/24読了

月と薔薇のノクターン
(著:嶋田純子 イラスト:珠黎皐夕)  学研もえぎ文庫
 画廊アルカードの美しき主「伯爵」。満月の頃、美しき伯爵は一夜の妻に白い薔薇を送る。代償に求めるはその紅き血。
 今日も伯爵は妻を求める。
 この作者さん、「平安京伝奇」シリーズといい、けっこうそれなりの実力のイラストレーターさんを使わせてもらってるなあ……。

 吸血場面があるのでBL度は「平安京伝奇」よりやや上ですかね。そんなに変わらないような気もしますが。
 雰囲気自体はコチラの方が好きですね。

 文章はよみやすくてさらっと読めますが、こちらの作品も手元に欲しい感じではないかなあ……。
 嫌いではないんですけどね〜。
評価:3  07/06/27読了

エネアドの3つの枝 それでもあなたに恋をする
(著:樹川さとみ イラスト:木々)  集英社コバルト文庫
 エネアドの領主の娘、ミシアは子どもの頃にブタ呼ばわりをした貴族へ仕返しをするために美しく成長した。しかし、宮廷に乗り込み、 久々に出会った彼(アドルファ)は戦争を経験し、良い人に成長していた。
 読んでて恥ずかしい恋の話。とのことですが、そこまで読んでて恥ずかしい〜(身もだえ)ってほどではなかったかな。

 感情ばかりが先走って〜という話でもなくそれなりに過去があってその気持ちにけじめをつけての今があって〜という下りがきちんと 描かれているからでしょうか。
 恋愛が軸としながらもミシアの兄と宮廷との問題なんかも描かれていて、こっちにもやや軸があった気がします。
 個人的にはこのミシアの兄と宮廷との問題をもうちょっと書き込んで欲しかったような気もしますが。

 ミシアは美人ということですが、嫌みのない素朴な好感の抱ける女の子ですし、アドルファは天性でくどいてますよね(苦笑)。
 ミシアの友人として登場するララや治療師シーリアに関しては次の巻に登場するようで楽しみです。
評価:3+  07/06/30読了
→『エネアドの3つの枝 女嫌いの修道士

今月の感想数 13冊

今月のお気に入り
1位『霧の日はラノンが視える3
2位『金魚の国の物語
3位『妖怪アパートの幽雅な日常5


ラノンは一度は読んで欲しい感じかも。



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