【ま】


マサ(まさ)
  楢崎不二子がよく行く寿司屋の板前である。
    登場巻
     『ジンクス』
    関連
    →楢崎不二子 →伊東谷抄造


間宮和夫(まみや かずお)
  フリーカメラマンをしている。
  野々村春人は報道研究会というサークルの時の先輩に当たる。
  グランド・セントラルから都市の風景という題のシリーズ写真を撮っている。
  古北園子と結婚している。
    登場巻
     『ペパーミント』
    関連
    →野々村春人 →グランド・セントラル →古北園子


マルコ・ダンブロッシオ
  スプーキーEの偽名である。
  貿易商で、外人っぽいアクセントで喋る。
    登場巻
     『ペパーミント』
    関連
    →スプーキーE


マンション(まんしょん)
  @紙木城直子が住んでいたらしい。両親は離婚争議中で、母親は実家に帰り、父親は滅多に帰らないらしく、 彼女は実質一人暮らしだったと思われる。

  A霧間凪本人名義のマンション。自前と思われているが、実は榊原弦が日本を離れる際に彼女に与えたものである。
   現在は霧間凪と織機綺が暮らしている。

  B九連内朱美がミセスロビンソンとともに暮らしていたマンション。
   ミセスロビンソンが転落した場所でもある。
    登場巻
     @「笑わない」
     A「笑わない」、『夜明け』
     B『ハートレス』
    関連
    →霧間凪 →榊原弦 →織機綺
    →九連内朱美 →ミセスロビンソン


マンティコア(まんてぃこあ)
  古代ペルシャ語で人食いを意味する言葉を名付けられた生命体。
  エコーズをオリジナルに実験施設で造られ、その実験施設から逃亡した。この事件はマンティコアショックと呼ばれ、 統和機構のそれまでの方針だった‘MPLSはとにかく集めよう’から‘疑わしきは殺せ’に方針を変更させた。
  変身能力や、体内で薬品を自在に合成するなど、多くの能力を有している。
  パールも彼女と同型の変身型合成人間であるが、変身方法は異なるらしい。
    登場巻
     『笑わない』、『イマジネーター1』、『イマジネーター2』
     『ハートレス』、『エンブリオ1』、『エンブリオ2』
    登場巻(名前のみ)
     『ロスメビ』
    関連
      →エコーズ →早乙女正美 →パール



【み】
    



海影香純(みかげ かすみ)
  学ランを身にまとっている17歳。
  しかし、実際には麻薬で暴れた友人をかばい、高校を退学になっている。
  そのため、麻薬を憎んでいる。
  霧間凪とは小学校時代の同級生であり、竹田啓司とは中学時代の友達である。
  彼と七音恭子との出会いがパンドラ6人の発端となる。
  能力名はイントゥ・アイズ。
    登場巻
     『パンドラ』
    関連
      →七音恭子 →神元功志 →辻希美
      →天色優 →数宮三都雄 →イントゥ・アイズ
      →峰岸 →霧間凪 →竹田啓司


三島さん(みしまさん)
  県立深陽学園の2年生。
  新刻敬のクラスメートである。
    登場巻
     『笑わない』
    関連
      →新刻敬


ミセスロビンソン(みせすろびんそん)
  30代後半から40代といった感じの外見をしており、雰囲気はいわゆるオバサン。
  しかし、統和機構所属の合成人間であり、暗殺タイプの能力であるワイバーンをもっている。
  九連内朱美をMPLSとして保護し、彼女の保護者兼始末のために同じ任務に就いていた。
  カムフラージュの名前は九連内千鶴である。
    登場巻
     『ハートレス』
    関連
    →九連内朱美 →九連内千鶴 →ワイバーン


道元咲子(みちもと さきこ)
  新刻敬と小学校中学校が同じだった。
  ブギー伝説をけっこう気に入っている。
  ムーンテンプルが気になっており、同じ学校のタケシがチケットを持っていたので一緒に行った。
  鈴木日奈子にひどいことを言ったまま彼女が死んでしまったためそれがずっと気になっていた。
  ブギーポップの笑顔を目にした希有な人物でもある。
    登場巻
     『歪曲王』
    関連
    →新刻敬 →タケシ →鈴木日奈子
    →ムーンテンプル →ブギーポップ


水乃星透子(みなほし すいこ)
  死を制御する力を持ち、その能力に奇妙な生活(ストレンジデイズ)という名前を与えていた。
  死を集め、世界を変えようとし、巫女として多くの少年や少女たちと運命をともにしたようだが詳しいことは不明。 その間の記憶は彼女が死ぬときに持って行ってしまったらしい。穂波顕子と内村杜斗は生前の彼女に関わっていたようである。
  ブギーに世界の敵として狙われ、屋上から飛び降りた少女。このせいで深陽学園は屋上の登り口に鍵を設けている。 (乗り越えている人が多数のようだが)
  ただ”笑う”という不思議を体現していた少女。
  死に際にブギーからイマジネーターという名前を与えられる。
  飛鳥井仁に使命を説く。
  小さい頃、霧間誠一に死の予告をした。
    登場巻
     『イマジネーター1』、『イマジネーター2』、『夜明け』
     『エンブリオ2』、『ハートレス』
    関連
      →ブギーポップ →飛鳥井仁 →イマジネーター
      →奇妙な生活 →穂波顕子 →内村杜斗
      →霧間誠一


みなもと雫(みなもと しずく)
  ロスト・メビウスで、霧間誠一に代わって冒頭の言葉を書いたことになっていた。


峰岸(みねぎし)
  海影香純のツレ。麻薬に手を出し、校内でナイフを振り回してしまう。
  その後、山奥の治療施設に入所するも死んでしまう。
  竹田啓司も知っていたということは中学時代からのツレだろうか。
    登場巻
     『パンドラ』
    関連
      →海影香純 →竹田啓司


峰子(みねこ)
  高木耕作の彼女であり、同じ学校に通っている少女である。
    登場巻
     『ジンクス』
    関連
    →高木耕作


宮下藤花(みやした とうか)
  県立深陽学園の2年生。
  竹田啓司とつき合っている。
  きっかけはバレンタインに啓司の下駄箱に手紙入りのチョコを入れていたことである。
  ブギーポップが初めて出現したのは彼女が中学生のときだった。
  予備校の春期講習で末真和子と出会い、その後、仲良くなっている。
  中学時代は陸上部に所属していた。
    登場巻
     『笑わない』、『イマジネーター1』、『イマジネーター2』
     『パンドラ』、『歪曲王』、『夜明け』
     『ペパーミント』、『エンブリオ1』、『エンブリオ2』
     『ハートレス』、『ホーリィ』、『ジンクス』
     『ロスト・メビウス』
    関連
      →竹田啓司 →ブギーポップ →末真和子
      →宮下母


宮下母(みやしたはは)
  宮下藤花の母親である。
  娘のもうひとりの人格(ブギー)に気絶させられたりしたらしい。ヒステリーになったりもしたらしい。まあ、たぶん 普通の人。
    登場巻
     『笑わない』
    関連
    →宮下藤花


【む】
    



ムーンコミュニケーションズ・エンタープライゼス
  寺月恭一郎氏が社長だった会社、MCEの正式名称である。
    登場巻
     『歪曲王』
    関連
    →寺月恭一郎 →MCE


ムーンテンプル(むーんてんぷる)
  建設予定地がパンドラに登場。キャブスたちと日本企業の麻薬取引が行われていた。
  寺月恭一郎氏が残したバビロンの塔である。一大情報管理システムタワーになる予定だった。
  高さは157mあるが階というものは存在せず、窓もなく、換気口と光ファイバーによる外光取り入れ口用の 丸い目玉のようなものが並んでいる。真っ黒な外観であり、上に行くにつれて右にずれ一番上と地上では90度ずれている。 中はぼやけたむらのある緑色で、全体が階段になっている。
  まともに運営すると毎月何十億もの管理費になり、そのくせに役には立たない。
  近くには高級百貨店があり、新刻敬の通う予定の予備校もこの近くのようである。
    登場巻
     『パンドラ』、『歪曲王』
    関連
    →寺月恭一郎



【め】
    

メビウス(めびうす)
  本当は戸籍上の名前もあるらしいが本人がその名前が本名と思えず、知恵の輪が得意だったためこの名前で呼ばれていた。
  子どもの頃に約1週間の神隠しにあった。
  何かを探すようにいつも視線を四方八方に動かしていた。
  爆弾制作に長けており職業にしていた。
    登場巻
     『ロスト・メビウス』



【も】
    



モ・マーダー(も・まーだー)
  統和機構所属の単式戦闘型合成人間である。
  カムフラージュ名は佐々木政則。
  能力は掌から発する微細な振動波であり、ナイフのキレ味をよくすることも、人の内臓を溶かすこともできる。
  任務はその能力を活かした暗殺であるが、本人はこの任務が好きではなかったようである。予備任務として MPLSの探索もやっていた。
  キョウ兄ちゃん、霧間誠一などを暗殺した。
    登場巻
     『夜明け』
    関連
    →佐々木政則 →キョウ兄ちゃん →霧間誠一


モービィ・ディック(もーびぃ・でぃっく)
  リセットこと雨宮世津子の能力名である。
  意味は白鯨。
  超絶的破壊能力である。
    登場巻
     『ホーリィ』、『ロスト・メビウス』
    関連
    →リセット →雨宮世津子


本木三平(もとき さんぺい)
  15歳。今年の2月頃からついていない少年。
  エンブリオの声を聞いてしまい、本人はろくに気づかなかったがカウントダウンの能力に目覚める。
  ブギーポップに能力は消されたが、家族とは仲直りできたようなので良いだろう。
    登場巻
     『エンブリオ1』
    関連
    →カウントダウン