刀語 第四話 薄刀・針 (著:西尾維新 イラスト:竹) 講談社BOX |
薄さを極めた刀、針。それを携えて七花ととがめの行く手を遮るは日本最強の剣士、錆白兵であった。 いっぽうで、七花の故郷である島でも異変があって……。 |
えせ刀活劇の刀語も四巻目(図書館で借りてるので遅いw) 今回は禁じ手発動です! つ〜か、西尾維新てほんとに記号化されたキャラの作りがうまいよね。と思った四巻目でした。あと、最強が好きみたいですねw お姉さんの話はそれはそれでよかったですが、日本最強剣士VS七花もふつうに読みたかったです。地元が登場予定だったし。 以上。 |
評価:3 07/09/01読了 『刀語 第三話 千刀・ ![]() |
クジラの彼 (著:有川浩 イラスト:徒花スクモ) 角川書店 |
・人数あわせでの合コン。そこで出会ったのは顔よし、性格よしな、かなり好物件だった。しかし彼の職業は潜水艦乗りで……(クジラの彼) ・航空自衛隊が新しい機体を作る! そこで希望としてあがったのは……なんとトイレで……(ロールアウト) ・自衛隊の女性たちWAC。女性鬼軍曹として名をはせる三池は男に振られては同期の伸下を呼び出して飲む癖があった……(国防レンアイ) ・年下の有能な彼女、望を持つ夏木。しかし、なかなか「結婚」を言い出せずにいて……(有能な彼女) ・「会いに来て!」その一言でときに脱走を試みる若き自衛官がいて……(脱柵エレジー) ・日本でも少ないファイターパイロットの光稀とその夫の高巳のファーストキスの回想……(ファイターパイロットの君) |
もう、すばらしいベタ甘ラブロマぐあいですよ、おくさん!(だれ) 読み終わったら自分が恋したくなりましたよ(続行中/汗) 一言感想、いきましょうか。 「クジラの彼」…表題作。「沈む」ではなく「潜る」。私も潜水艦って「沈む」って言うイメージないけどなあ、「潜る」だろやっぱり。 少女漫画的なベタベタ具合の登場をする冬原さんがよかったです。 「ロールアウト」…トイレに始まりトイレに終わる。そんなお話でした。女性と男性のトイレに対する思いの違いってのはありそうで、 目の付け具合がうまいなあと思いました。 「国防レンアイ」…伸下さんの自己犠牲精神がすばらしい! ひそかに三池の友人役の女性もいいキャラでしたけどね。 「有能な彼女」…クジラの彼でちらっと出てきた冬原さんの信頼できる相手こと夏木さんの話。望ちゃんと夏木さんの口げんかはもう犬も 食わない部類ですよね……。子供も口がたつようになるだろうなあ。あと、冬原さんとこもうまくいってるようでよかったです。 「脱柵エレジー」…これは作りがうまいですね。あと、恋人同士の考え方の違いとか、「中」と「外」の考え方の違いとかがうまく考えられてるなあ と思いました。 「ファイターパイロットの君」…個人的にはこれが一番ベタ甘だと思います。光稀さんは正統派のツンデレです。読んでて「ああもう、 光稀さんかわいいなあ!!」とつぶやきまくっておりました。 「空の中」と「海の底」も読もうかなあ。(「空の中」は弟から借りっぱなしで部屋にあるけどw) |
評価:4+ 07/09/03読了 |
刀語 第五話 賊刀・鎧 (著:西尾維新 イラスト:竹) 講談社BOX |
日本最強の剣士、錆白兵を倒し、日本最強となった七花は数々の挑戦を受けつつも、九州へたどり着く。 狙うは賊刀・鎧。それは校倉必率いる鎧海賊団の首領、校倉必が着込んでいて……。 |
えせ時代劇も五巻目。 今回、七花はあるものをかけて戦うことになりますが……。 とがめさんの宿命の敵もこの巻で登場だったっけ??(忘れてる) うん、まあ、ともかく七花ととがめがラブラブだね!ってことでFAで。 あ、あと真庭鳳凰がセンセーショナルな登場してたっけ。 |
評価:3 07/09/13読了 『刀語 第四話 薄刀・針』← →『刀語 第六話 双刀・鎚』 |
パンドラの檻 クラッシュ・ブレイズ (著:茅田砂胡 イラスト:鈴木理華) 中央公論新社 |
身に覚えのない罪で捕らわれたケリー。すぐに釈放されたものの、なんかしたっけと振り返っているうちに、別の方向から魔の手が伸び、ケリーは捕らわれて しまう。相手はなぜか、ケリーが海賊王であり、クーア財閥総帥ケリー・クーアだと断言して見せ、さらにその不老不死のヒミツについて知ろうとし…… |
クラッシュ・ブレイズ4巻目。 ケリーさんアンド嫁さんアンド船が大活躍……ではなくケリーさんアンド、ファロット二人でしたかね。言われてみれば、ケリーさんとファロット二人組には そういう接点が……ねえ。 読むには読んだけど、あまり感想が頭に残ってないなあ……。すみません。 |
評価:3+ 07/09/15読了 『ヴェロニカの嵐 クラッシュ・ブレイズ』← →『オンタロスの剣 クラッシュ・ブレイズ』 |
今月の感想数 4冊 今月のお気に入り 1位『クジラの彼』 読了数少ない……。 |